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こんばんはww
今日も茶会だ。大好きだ。
ということで、ギャグ置いてきまーす。
「愛を叫ぶ」
2010.03.20.
今日も、上田はいい天気です。
親戚一同、揃いも揃ったのは大広間。
並んだご飯は、醤油の茶色が目にも鮮やかな和食類。
大皿に三枚、どんと盛られたイカの刺身は、今日も目に白いです。
「しょうゆ、とって」
「あ、はーい」
「で? そろそろ酒は解禁だろ?」
「あ、まだあと2カ月!!」
食欲は、まだ満たされてないらしい。
にこにこにこ。
そんな仲のいい親戚に囲まれて、健二は笑っている。
そして、その横で座っていた佳主馬がすくりと立ちあがった。
「??」
「どうした? 佳主馬」
がたん。
「え?」
いきなり、佳主馬が隣にいた健二を抱きしめた。
「僕は、健二さんが大好きだあああああ!!!!」
「………」
「………」
「………」
―――知ってる。
「あ。佳主馬、あたしのリキュール飲んだわ」
「あ?」
「コークハイ」
「―――ああ」
佳主馬はコーラが好きです。
――何事もないように、ことが進んでいく。
「あ、あ、あの!!」
―――こ、これはその。あの。
健二独りだけが、挙動不審になっている。
「健二さんが好きだあああ」
まだ佳主馬は抱きついている。
「―――で、そろそろとまた合コンでも行こうかなと」
「懲りないね、あんたも」
無視である。
「あ、あ、あの。佳主馬くん、あの、ね」
たった一人で、酔っ払いの相手をする羽目になった健二であった。
「健二さん、好きだああああ」
聞いてない。
「あ!」
携帯片手に席を外していた一人が、その光景に気付いた。
つかつかつかつか。
「ちょっと、佳主馬!! 何してんのよ。健二くんから離れなさいよ!!」
「健二さん、好きだあああ!!」
「ふざけんな、離れろ!!」
夏希が参戦した。
健二に抱きつく佳主馬を引きはがそうと夏希が手を伸ばすが、さすがにキング。――離れない。
「ちょっとは、TPOってものを考えなさいよ!!」
―――あたしのオアシスを奪ってんじゃないわよ。
「健二さんが好きだああ」
―――さっきから、これしか言ってないよね、佳主馬くん。
両隣りに、佳主馬と夏希を侍らせながら(いや、迫られてる?)健二は心の中で思った。
右に大トラ。左に吉祥天女。―――わああ、縁起がいいやああ。
思う存分にのしかかられたうえに、左右からぎゅーぎゅーと掴まれた健二は、夢の中へと逃避した。―――オアシス。
「――――場所をわきまえなさい」
「「は~い」」
陣内家の台所の主の万里子に怒られた佳主馬と夏希だった。
了 by御紋
陣内家の中心で叫べ!!
「健二さん、大好きだああああ!!」
…パソコの前でも叫んでるのがいますよ?
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
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