二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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最強健二さんの改変シリーズ。^p^
ストーリー追うのが手いっぱいで、申し訳ない。
地の文が不十分だ、と反省はしていても書きなおす心(と時間)のゆとりがないのです。
…ごめんなさい。(ぺこり)
「神様を愛している」
2020.04.23.
「なにがあったのか、あたしにはよく分からない」
最上の上座に座るその人は、僕に言った。
「だが、分かったことがあるよ。―――健二さんは、立派な私たちの…家族だ」
ああ、ああ、―――ああ!!
その一言で、全ては報われる。
愛している。
愛している。
――――この家族たちを、愛している。
「…逃がしたってのか!!」
繋げた回線の向こうで、佐久間が叫んだ。
「ああ、そうだ。―――そして、奴は進化した」
これから、一気に変化が来る。
「――マジかよ」
空を仰ぐような格好をした後、佐久間は述べた。
「…ラブマシーンとキングの接触はできるだけ避けろって言ったのは、健二だっただろう?」
なんで、止められなかったの?
「―――!!」
納戸の奥、俯いたままそこにいた佳主馬くんが跳ねるように顔を上げた。
その目線は、健二を見つめている。
―――どうして。
その目が、言葉よりも雄弁に思いを伝えてくる。
「――不慮の事態だった。…それだけだ」
「――、わかった」
…今さら、悔いてもはじまらねえや。
佐久間は、そう言った。
「―――今の事態はわかってるな?」
「――ああ」
世界は、混乱している。
手に入れたばかりの最強の鍵を持ったラブマシーンが遊んでいるからだ。
整然と並んだその世界の容を、あれは壊す。
ジャランと鳴ったのは、世界の悲鳴。
その手を一振りうごかせば、世界は混乱し。
その手を押し出すだけで、世界は…。
奇劇の幕を、開けた。
真夏の昼間。
誰もが混乱の世界の中で苦しみと狂乱を叫ぶ頃、陣内家の真ん中で立ち向かったのは、たった一人。
「―――まるで敵に攻め込まれてるみたいじゃないか」
――神様が一人。
「敵って―?」
小さな幼子が問うた。
「下手をしたら、死人が出るかもってことだね?」
神様は、その瞳を輝かせて。
「――これは、戦だよっ!! 私もなんとかしてみるから!!」
意地をみせなっ!!
大事な子らに、発破をかけた。
ああ、――神様。
俺たちの、――神様。
あなたが叫ぶその声が僕らを動かす。
愛している。
愛している。
――――――その魂を、愛している。
「――おばあちゃん」
その姿を見た夏希先輩が、小さくその人の名を呼んだ。
輝く星が、ここにある。
それは、混乱する世界のなかで、――誰よりも強く輝いていた。
了 by御紋
ふふ。ふふ。―――ごめんなさい。
めちゃくちゃ雰囲気。
さすがは、勢いだけのネタシリーズ。
萌えって、怖ろしい。>p<
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
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