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「銀ちゃん、落乱世界へ行く! 」②
編集の面倒くささから逃避するためにかいてみましたが、推敲回数二桁いったのは初めてです。
難しいですね。wパロ。
銀ちゃん、落乱世界へ行く!②
「招待状と人権の在りか」
2010.05.08.
「いらっしゃいませー。招待状が入場券となっておりまーす」
「入門票にサインをお願いしまーす」
忍者学校、とやらの正門で声を上げてるちび――お子様ふたりと、大人もどきが一人。
よおおおおし! 準備は整った。
「行くぞ! 」
「「おう!! 」」
金楽寺の和尚から奪い取った招待状を手に握りしめて、出発である。
目指すは、甘味のもりだくさんな文化祭の屋台!!
あああああああああ、Ⅰ LOVE 糖分!!!
「招待状一枚につき、お二人様まで、の入場と決まってますので―」
お一人様は御遠慮くださーい。
ひゅるりら。
木枯らしが吹いた。
さささささ。
「ちょっと、どうするんですか。ボク、すごい楽しみにしてたんですけど」
てんててんて、てんててんてん。
BGMはおなじみのアレで。
三人丸まって、よろずや団子。――ただいま作戦会議中です。
「わたし、女王様になる勉強するあるよ!」
だから、行かせろ!
てんててんて、てんててんてん。(BGM)
―――そんな授業は、忍術学園では行っていません。(教師陣)
「…って、なんでいまさら? 神楽ちゃん、 かぶき町の女帝になってたんじゃないのおお??」
コミックス●巻で!!
「私は、過去のことは気にしない、未来をみつめる大人の女ある!! 」
「大人の女は、涎垂らしてボーロ(ケーキ)の匂いに鼻ひくつかせないよ!! 」
うん、素朴な匂いが美味しそうだね☆
てんててんて、てんててんてん。(BGM)
「―――よし、わかった」
「銀ちゃん、わかってくれるあるか? 」
「どこでわかったんですか、どこで!!」
ああ、泣くな。新八。
男の涙はみっともねえぞ。
…銀さん。
――――男の友情的ななにか。
「…って、ことで。入場、おねがいしまーす!」
「よろしくある!!」
「 知ってたよ!! そんな人だってーーーー!!」
眼鏡の絶叫は、裏裏山まで響いたらしい。
てんててんて、てん……(エンドレス)
「入門票、かかれましたかー?」
にこにこと笑顔でそれを受け取ったのは、小松田とかいう用務員。
「ん? これっすかねえ?? 」
そいつに渡した入門票にはめっちゃ汚い筆文字で、「銀時」「神楽」「めがね」と書いてあった。
「――だって、いったっしょ? お二人様って? 人間二人でしょ? めがねはいいってことでしょ? だって、人間じゃないんだから?? ねえ? そうでしょ?」
「え? ――あの??」
ずい、っと寄ってくる銀髪のサムライがなんか嫌だなあと思ったっぽい、小松田さんだった。
「だって、言ったじゃーん。銀さん聞いちゃったよー? あれ、嘘ですかー? ええ?? 将来のある子供たちの前で、いい大人が嘘つくの―? ここ学校でショー、ええええええ?? いけないんじゃないのー?」
「いけないんじゃないあるかー?」
便乗しないで、神楽ちゃん。
もはや言いがかりでしかない、腐った大人の言い分だった。
「(小松田さん…)」
「(小松田さん……)」
頑張って!!
受付と書かれた机の前で、混乱する小松田さんに小さくエールを送る庄左ヱ門と彦四郎だった。
「ええええ、そんなことしないでしょー? ねえ、おにいちゃん、ええええ??」
「しないあるよ。ねえええええ?」
「えっとえっとえとおおお」
お目目と頭がぐうるぐる。
右と左からの容赦のないかけあいに、負けそうな小松田さん。可哀想に、涙目である。
まなこの綺麗な一年生の二人には、腐った大人二人に囲まれた善良な大人(?)の図にしか見えなかった。
「ほらほら、眼鏡!! キミ、眼鏡でショー?」
「めがねある! 人じゃないある!!」
矛先こっちきたああああ!!
見守っていた新八、絶賛逃げだしたい瞬間でした。
「ほらほら、眼鏡でしょ?」
「めがねある!」
あああ、二人の目線が言ってる(気がする)!!
「「(貴様は、眼鏡だ(ある)!!!!)」」
ああああああ。
人格全否定ですよね、それええ!!
そこまでして、入らなくちゃいけないませんか、文化祭っていうものは。
思い出すんだ新八、よおく考えてみろ、この世界へ来てからの食生活を!!!
…。
……。
………。
「――――眼鏡です」
ですからお気になさらず、入れてやっちゃってくださあああああい。
「「(人間のプライド、捨てちゃったああああああ!!)」」
見守っていた庄左ヱ門と彦四郎が、心のなかで突っ込んでいた。
「え? え? え? えええ? 」
……どうぞー。
「「(通しちゃうんですかああああ!!)」」
混乱のあまり入場許可を出しちゃった小松田さんにも突っ込んでしまった、庄左ヱ門と彦四郎(学級委員長委員会一年生)だった。
通り抜ける三人組(二人と眼鏡、らしいが)を見送る庄左ヱ門と彦四郎に、同学級委員長委員会の委員長、鉢屋三郎が声をかけた。
「―――あんな大人には、なるんじゃないぞ」
珍しく、真剣な表情の鉢屋先輩からの忠告に、しっかりと頷いた庄左ヱ門と彦四郎だった。
了 by御紋
^p^
どうして、こうなる。
よろずやの会話だけで、字数が消耗されるワナ。
まあ、小松田さん相手なら、銀ちゃんの口でなんとか通り抜けそうですよねwww。
もちろん、そのうち復活して、落ち込むか追い出しにかかるかしそうですが。
ちなみに、鉢屋はマダダオ(まるで駄目駄目な大人;造語)である彼等とは犬猿の仲ですww
「―――鉢屋くううん、これなにー?」
「―――お面ですが、なにか??」
鉢屋三郎が行ったお面やには、偉いひどい顔した銀髪の男のお面が売ってるらしいです。
(いわゆる千年の恋もさめそうな面ww)
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