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テンション高くないと書ききれないのよってば!!



 こんばんは。


「銀ちゃん、落乱世界へ行く!」③

 図書委員会のお店へ、行ってみようか―。


 ちなみに、こちらは脱稿後にかきましたよ?^^;
 


銀ちゃん、落乱世界へ行く!③

「ボーロと表情筋の可能性」

                            2010.06.10.

 

「焼きたてボーロ、ある!!」

 たどりついたのは、図書委員会のお店。

 古本屋さんアンド焼きたてボーロとお茶のお店でした。

「――おかねは先払いでおねがいしまーす」

 銭、払ってからにしてくださいね?

 

「……他の連中は、そんな念押しされてないよね????」

 なぜか、よろずや一同にのみ支払い確認をされた次第です。

 

 

 

 

 

 だって、食い逃げしそうだもん。

 そのように語ったのは、忍術学園のアルバイター摂津のきり丸とかいうガキでした。

 ガキが、大人を馬鹿にするんじゃないよ。

 そういったところ、

「あんたら、町のリストに載ってるんすよ~。

食い逃げ常習犯者の!」

 と言われました。

 ……世知辛い世の中だねええ。

「――食い逃げじゃないあるよ、あれはお布施……」

「神楽ちゃん、すごい説得力ないから、やめて!!!」

 聞こえないよ、銀さん。何にも聞こえない。

「――マダダオはそういう扱いですので、あしからずうう」

「あ?」

「“まるで駄目駄目な大人”で、マダダオでしょ?」

 全くダメダメだけどやっぱり大人なのかもしれない人、ということで、マダヤオとかにした方が良かった?

 さらさらストレート黒髪のきり丸が、不思議そうな目でそう言ってきた。

 ―――こっちの連中のネーミングセンスは、なにかウチのかぶき町の連中にかぶるものがあるよね。

 何となく納得した。

「とりあえず、はいはい! 今日はちゃんとお金あるからちょうだい、ボーロという名の夢と愛と小麦と脂肪と砂糖が詰まった素敵な食べ物をちょうだいな!!」

 ちなみにお金は金楽寺の檀家の方から恵んでいただきました。―――ありがとう、仏様のごとき深き愛!!

 

………。

 

「―――ねえ、この子凄い嫌そうな顔するんだけど、どして? なんか、すごいへこまされちゃうんですけど、銀さん」

「さあ? 知らないですけど」

 すごい顔ですよね。…人の顔って、こんなにはっきりと意思表示出来ちゃうんだ。知らなかった。

 歪んだ顔で斜めになってるきり丸の顔に、やや引いているよろずや一同。

「ああっ!! またやってるの? きり丸!」

 あ、天使が来た。

 すごい、空気読んで天使がきた―。

「全ての岐路における迷い子が来たあるよ。よっ、雷蔵!!」

 今日も迷ってるあるかー??

「やめてください、ある意味壮大なまでの迷い癖をボクが持ってるような認識の仕方はしないでください!!!」

 五年生、というより学園一の迷い癖の不破雷蔵だった。

 

 

 

 

 

「あーあ、きり丸またなの?」

 苦笑いしつつ、よろずやへの突っ込みはあとまわしにするあたりが、不破雷蔵の真骨頂。

 後輩かわいい、お兄ちゃん魂の持ち主ですから。

 そして。

「だってええええ」

 こいつらがああああああああ。

 凄い顔で斜めに傾いたままで、くるりときり丸が雷蔵の方へ向いた。

 うっわ、怖!!

 突っ込みたかったけど出来なかったのは、そんなきり丸に指さされている一同であった。

「――ちょっと、待つある!! そんなことはどうでもいいね!! いいから早くボーロをよこすあrrr!!!!」

 

 ずざああああああ。

 

「……きり丸、交代しようか?」

「うええええええええ、だってええええええ」

 だ・っ・て・え・え・え・え・え・え・え。

 

 さらに、地面に138度ほど傾いて、きり丸が嫌そうな顔をしていた。

 

 

 

 

 

 ――――けち…節約家のきり丸は「ちょうだい」とか「下さい」とか「よこせ」なんて言葉を使われるのが大嫌いなんですよ。

 

 空気を呼んだ不破雷蔵がよろずや一同にそう説明したころには、焼きたてボーロはだいぶ冷めてたらしいです。

 

            了 by御紋

 

古書即売店ののぼりの下。

 

「―――で、えr…人体構造の不思議を語る本(10代から20代女性限定ばあじょん)とか、くのいちをいじめて泣かした記録(大人向け)とかっていう古書はありませんかー?」

 

「―――――お帰りください!」

 ありません!!

 真っ赤な顔で、不破雷蔵が摂津のきり丸の耳を塞いだのは間に合ったのやら、間に合わなかったのやら。

 

 

 

 よろずやのテンション書くには深夜のそれじゃ足りないな、明けのテンションじゃないと書けない。^p^

 空知先生、すごいです、このテンションで常に描き切るとは。

 でも、下ネタ増える、銀ちゃん書くとき。^^;

 

 

 

 

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