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二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)

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41歳健二さんの苦労④-1

 申し訳ない、9月は毎年なんかがある気がするこの仕事場。
 原稿と一緒に、リアルが人居なくてひどいです。
 いいわけばっかで、本当ごめんなさーい。

 ということで、41歳健二さん、続きますが気長にお待ちくださいませー。><。。。。。。。

 


キャラ壊れたっていいじゃないか。単独作品つーかネタ④

「 遠距離移動は、いろいろ大変!」

                          2010.09.09.

 

   × 年齢操作あり、侘介ファンは要注意です。




 

 

 

 ほかほかほか。

 いいお湯でした、御馳走様です。

 

 頂いたお風呂から上がり、のそのそと勝手知ったる他人のお家を歩いています。

 やはり、この家は広い。

 我が懐かしき小磯家も古民家ではあったが、ここほど広くはなかった。

 せいぜい、奥の間と縁側があるのが自慢の庶民の家でした。

 

「万里子さん、お風呂どうもありがとうございました―! 」

 

 みなさんの尽力のもと綺麗になった大広間で、お風呂のお礼を告げる。

 

「ああ、健二くん、上がったのね。 じゃあ、男たちが潰れる前に順番に入ってもらおうかしら」

 

 笑顔で告げる万里子さん。

 

「「「了平の決勝進出と、我らがおばあちゃんのすばらしさに、カンパーイ!!! 」」」

 

 赤ら顔の男たちが何度目かわからない乾杯をしてるのを眺めつつ思った。

 

 ――もうすこし、アルコール抜かせてからのがよくないですか?

 

 

 

 

 

 

 

 ちかちかと夜の上田の光景がかいま見える縁側で、懐かしい人たちと過ごした。

 

「―― しかし、よくまあこの混乱の中、日本に来れたよな」

「確かに。―――だって、篠崎ん家のところもまだ辿りつけてないだろ?」

 同じ東京から出てるのになあ。

 

周りに並んだ筋肉の壁が怖い。

 体育会系と文化系男子の進化の違いに、怯える41歳の小磯健二です。泣いてなんかないやい!!

 聞いたところでは、明けのくせに半日働いてたという(36時間勤務? まさかの??)消防士たちに巻き込まれていた。

 ―― スイマセン、俺酒よわいんです、勘弁してください。

 必死に断りつつ、おチャケで許してもらった俺、よく頑張った!!

 

「ええ、まあ。ちょっと」

 ――コネを利用しましたので。

 

苦笑いしつつ、返事しました。

実のところ、今日上田に戻ろうと思っていたのは侘びの阿呆だけではないのである。

わが小磯家は、基本的に陣内本家の絶大なるシンパと言って過言ではない。

90歳というめでたき卒寿を迎える大奥様のお祝いをせずに、どうして小磯の名前を名乗れようか!!(反語) 

  基礎研究から数えるところ10年近い時間をかけた研究を終えて、喜んで陣内家当主の祝賀を祝いに、馳せ参じようと思っていた俺としては、早々に航空チケットを予約し、東京へと降り立ってはいたのだ。

だが、しかし。

疲れた体を東京のホテルで一泊して癒したあとで、上田へ行くかとした矢先での今日の異変。

 

交通網、全☆滅。

 

く、くく、くはははははははは!

 

マジで俺は狂うかと思った。

――そりゃねえだろう、と!!

なに、そのタイミングとか思ったよ、原因になった奴が個人の場合だったらマジ蹴飛ばして落とすとまで思ったね。

そんなところへ、連絡ですよ。

 

  ――ワビスケが、研究データ勝手に売りつけたっぽいんですけどー、しかも相手ペンタゴンっぽい、と。

 

 ばきっとね。

 そのとき、丁度手帳片手に移動ルート考えてた俺の手から、100円ボールペンが昇天しましたよ。いいけどね、安い奴だったから。

 だが、怒りは本物でした。

 

「馬鹿じゃないの、本気で」

 訴えたら、俺余裕で勝てるよね、陪審員!

 

 訴訟天国である某国でそれをしても勝てると思いましたよ本当。

 

 なにしてくれちゃってんノ、ねえ、本当に何してくれちゃってんの!!

 おまえ、研究のことばっかりで後先何にも考えてなくてさ、俺が考えた末に研究売りつける予定でいた場所と違うところに売らないでよマジ殺すよ侘び!!

 

 血の涙が出そうだった、あの瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

「いろいろとありまして、某作業を無償で手伝うかわりに、送っていただきました」

 某基地まで。

 

 笑顔で述べた。

 

 ―― 基地?

 ―― 基☆地 !

 

 やはり男だらけの宴会に参加していた理一と視線で語り合う俺。

 

……にっこり。

 

ああ、慣れないわあ、笑顔で感情こめるって。

凄いね、理一。

おまえのあの笑顔の大変さを実感したよ、いま。 頬の筋肉ひきつくなあ。

 

「………一体、ナニしたの、健二」

 そんな簡単に利用なんかできないはずなんだが、民間人さん?

 

 おお、珍しい。

 笑顔魔人のこめかみに、蒼い筋が一本透けて見えた。

 レアだ、レア画像。

 デジカメは何処だ。

 

「――知人に頼まれたので、ちょっと暗号を解いてみました」

 ちなみに、OZの管理棟データのやつ。

 

 

 

「「「「 ――――――――――― あれは、おまえか!!!!! 」」」」

 

 

 

いやだな、酔っ払いたち。

酒噴かないでよ、汚いじゃんか。

 

 

 

              ―――――――→  へ

 




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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。

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