二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
書ききれる自信がないのに、そっとこんなのでお祝い。
いつも当サイトへ御訪問ありがとうございます。
おかげさまで、三万打を迎えられました。
お持ち帰りはフリーです。(お持ち帰りフリ―期間は、四万打到達までの期間とします)
御紋の作品としてですが、お持ち帰り希望される方は、どうぞ。^^つ
「 僕は、ただの少年です 」
2010.06.25.
ある日のこと、長命寺にて厨の手伝いをしていた健二は、住職に呼び出されました。
「 和尚様? どうかしましたか? 」
まだ、玉ねぎの皮を剥く作業が残ってるんですけども。
不器用ゆえに、雑務しか手伝えない子でした。
「 ―――健二、いや三蔵法師よ。 天竺までいっておいで 」
ニッコリ笑顔の、紫の袈裟も素晴らしい和尚さまは、遠い西方へのお遣いをお願いされました。
「 ――――え? 」
和尚さま、僕は仏門に帰依さえしてない、ただの孤児ですよ?
「 健二、おまえにはきっと観音菩薩さまの加護があることだろう。―――行っておいで 」
待っているから。
徳のある階位の高いものにしか贈られないはずの称号をあたえられて、送りだされてしまった西方への旅。
「 うわああああんん、和尚様のばかああああああああ 」
夢枕にて、観音菩薩様が現れたという。
「ああん、もう。健二くんに会いたいのよ!! お経をあげるから、取りにおいでって言っておいてね? 」
若い少女の姿で、叫ばれたとのこと。
「 わしには分かる。あれこそが観音菩薩さまじゃ 」
しっかりと、後光がさしていたからのう。
長いおひげを撫でながら、和尚さまは率直に言われました。
―――ただの、少女の夢だったと、今からでもいいなおしてはくれませんか?
だが、それも出来ない。
なぜならば。
「 ――― 夏希でえす! いいわね? 連れの連中には、仕事しないと絞める…かも、って伝言しておくからね 」
こき使ってもOKよ?
彼女は、健二の夢にも現れたからだ。
ぎゅぎゅう、と押しつぶしそうになるほど、健二を抱きしめた彼女の腕力は強かったです。
おかげで、額に紫の痣が出来ました。
目覚めた後もそれは治らなくて。
「 これぞ、神仏の奇跡じゃ 」
―――拝まれてしまいました。
馬に乗って、いざ出発。
―――したところ、護衛の方がいきなり消えました。
ごめんなさい、僕は一人で辿りつける予感がまったくありません。
運動神経については、自信がない健二(三蔵法師)でした。
突然、なにかのお叫びとともに500年前、山が降ってきたという。
そんな馬鹿な、という言い伝えがある五行山。
なにかに呼ばれるように、そこへ行ったところ。
「 ―――なにか用? 人間 」
なんだか、ふてくされた声で確認されました。
左目が隠れた人物を発見。
さて、観音菩薩さま?
僕はどうすればいいんでしょうか?
了 by 御紋
むか~し、この設定でss描こうとしました。(無謀な^^;)
ギャグのはずなのにwww
三万打記念として、こちらに提示。
お持ち帰りは、フリーです。
TrackbackURL
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
こちらでは、二次創作を展示させていただきます。
著作権は御紋にありますので、個人で楽しむ以外に、ネット他に使用することはおやめください。
(二次配布、禁止ですよ)
御紋の生息地は、ついったです。
(ツイート非公開:アカウント → gomonn)
フォローはご自由にどうぞv