昨日の話です。
　Ｉさんがえらい可愛いにょた健二さんを見せてくださったわけです。
　ぐはあああああああ。
　悶え転げたい衝動をもらってしまった御紋としては、この萌えを吐き出したい思いでたまりませんでした。

「――――勝手ににょた健二さんのお話書いて捧げちゃっていいですかー？」
　
　といったところ、

「　いいですよー　」

　と優しいお言葉。

　………よっしゃあああああ。（≧ｗ≦）９

　勢い余って、三作も書いちゃったｗｗｗ。―――もらってくださーい。ノシ
　

　いつくさんちへの捧げもの。

「男は狼、女は羊。警戒心はどこにありますか？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０．０３．３０．

「ねえねえ、佳主馬くんはなにがいい？　コーラ？　オレンジ？　それとも牛乳？」

　ごそごそと白い冷蔵庫に頭を突っ込みながら尋ねてくれる小磯健二（１７）がそうだ。

「なんでもいいよ？　健二さん」

「じゃあ、コーラにしとくよー？」

「よろしく」

　とぽとぽとぽ。

　炭酸の音がシュワシュワといってるのがここまで聞こえた。

　注いだコーラを二人分お盆に載せて、と健二さんが佳主馬の元までやってくる。

「はいどうぞ」

　トンと置かれた表紙に、コップの中の氷がカランと涼しげな音を立てた。

「――――暑いねえ」

　汗を滲ませて健二さんがそうつぶやいた。

「―――で？　その格好になったわけ？」

　いつ突っ込んで聞こうかと悩んでいた健二の格好に、佳主馬は思い切りよく尋ねてみた。

「え？」

　………。

「…普通でしょ？」

　自分の格好をしっかりと見つめた後、佳主馬の質問に健二が答える。

　健二の好むストライプのタンクトップと短パン姿のままだった。

　色白な健二の細い腕とくびれた腹とむっちりした肢が、思春期な佳主馬にはけっこう眩しくて、やばいです。

　健二の癖である内股正座もあいまって、佳主馬の自制心はそろそろと旅に出そうな気配が濃厚。

「―――どうしたの？」

　佳主馬くん？

　不思議そうに覗きこまれた佳主馬としてはどうすることも出来ない。

　ちょ、胸の谷間が見えるから待て。

　鼻を押さえながらも、健二のそこから目が離せない佳主馬だった。

　ゆっくりと柔らかく囲い込んで、彼女にしたいくらいには。

「佳主馬くん？」

　どうしたの？

　心配げに覗き込んでくる彼女は、まだそのことを知りません。

　はやく、はやく、大人になりたい。

　とりあえず。

「え？」

　いいけど。

[1回]