二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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―――真の最強は佐久間敬その人だったんじゃないのかと思うです。^^:
「迷路にもぐりこんだようです 後篇」
「で、健二くん?」
 カムカム、と手招き。
 ――それを言い出したのは、直美さんでした。
「稼ぎはどれだけなのかしら? んん?」
 お姉さんに教えてよ~。
 そう尋ねてきた彼女の目は、まさしく捕獲者のそれでした。
 こそこそこそ。
「―――年上に興味はないかしら? 」
 いいこと教えてあげるわよ。
バツイチでしたね、そういえば。
 遠い目で、「確定申告はしてます」とだけ言ったところ、手を放してくれなくなりました。
 ここんちって、掴んだチャンスだけは逃さないよね。うん。
「ばっかね、直美。―――本家に来なさい。そしたら、おばあちゃんの子供になれるわよ? 」
 にっこりと眼鏡独身主義者が言いました。
理香さん、自分の意思を貫いてください。
 独身至上主義でしょ?
 とりあえず、俺の急所をえげつなく来襲した口説き文句であることは認めますよ。
「あらあら、ウチの子も負けてないわよー? ねえ、幼な妻もいいものよー?」
 どう?
待って、それ犯罪な匂いがしますから。
 そして、俺はロリコンじゃありません。典子さん。
「――加奈のお兄ちゃんとか、どうですか?」
 お母さんは若いのもいいよー?
奈々さん、俺は小磯家の一人息子です。
 名字は大事に残していきたいんです。
「――そうねー、さすがにまだ胎児の女の子の婿ってわけにはいかないわね―」
 残念だわー。
ありがとう、聖美さん。
 あなたの言葉で、常識って大事ってことを思い出せる人々であることを祈ります。
しかし。
「ちょっと。理香は独身主義じゃんよ」
「そっちこそ、バツイチでしょおおお」
「お肌の張りだったら、若い子よねー」
 目指すといいじゃない、源氏物語。
「一人っ子じゃ、加奈が寂しいと思って―」
 女性陣が、カオスです。
 振り返って、救いを求めようとしたところ、男性陣は遠くで円陣を組んで手を振っていらっしゃいました。
「「「「――がんばって(なあ)(ね)(逝ってこい)(くださーい)」」」」
つかえねえ。(涙)
ちなみに、夏希先輩の婚約者云々については、ニセ情報だとすでにばれてるので、どうにもなりません。
「――大丈夫? 健二さん…」
 おお、さすがですキング流石です。
 唯一、男性陣のなかで俺に温かい言葉をかけて下さいましたね!!
 おじいちゃん、嬉しい!!
そして。
ガシッ!!
「え? え? なに、なんなの、ちょっと!!」
 痛いんですけど、健二さん??
OZの王様こと池沢佳主馬くん。
 ……ちょっと、手伝って?(笑顔)
うわああ、御愁傷様―。キング―。
 いまだ東京で孤軍奮闘中の友人がいたなら、そう答えただろう。
 笑顔のときこそ奴はやばいよ。と過去に語った佐久間の忠言を佳主馬は知らない。
コホン。
「 皆様、すいません。実は俺には心に決めた人がいるので、せっかくですけどそのお話はやめにしといていただけますか?」
にっこり。
 ぎろり。
「「「「 誰? 」」」」
「……え、あの、――こちらです、よ?」 
女性陣の眼力が怖くて、ブルってしまったなんてそんな。
 ――仕方ないじゃないか。(涙)
「 こちら? 」
 どちらよ?
コホン。
「 キングオブOZ――池沢佳主馬、くんですよ?」
 スイマセン、俺。ベーコンレタスに墜ちました。
「「「「「「「「「「「「「「はあああああああああああああ????」」」」」」」」」」」
ダッシュ。
 全陣内家の皆様に、全力で突っ込みをされる前に、細い身体の佳主馬くんをかかえて、逃げ込むのは納戸しかありませんでした。
 担ぎあげるのは、意外と簡単でしたよ?
 べんっ!!
 ガタガタガタ。
 うぃーん。
 ピコン。
「 佐久間佐久間佐久間ああああああああ。
おねがい助けて―」
 食われちゃうよオオ。
立ち上げたpcの向こうでは、相棒の姿。
 納戸の扉が悲鳴を上げて、がなりだすのは約3分後。
 ウ●トラ●ンより頼りにしてるから、助けてください。佐久間マン。
「―――素直にいっておけばあ?」
 眠気万歳、眼の下には黒いクマが常駐してる相棒は見事なまでにやる気無く、最後に言いました。
「 精神、還暦だから、もう枯れてるんだって― 」
失礼な。
 バイ●グラはまだまだ必要じゃないんだぜ?
了 by御紋
これしか浮かばなかったんです。^p^
 せめて、健二さんの正体にびっくりするくらいはしてほしかったんですが。
 なぜか、陣内家の皆様は気にもしてくれませんでした。
 もはや、暗示が掛かっているという。
「 だって、健二さんだもの 」(無敵の言葉)
ちなみに精神年齢差があるのと、家族意識が強すぎて、陣内家の皆さまとはそんな関係は持てそうにない逆行健二さんでした。
 うん、無理。
 にっこり笑って、健二さんは後日親友にだけ語ったらしいです。
そして、佳主馬はいきなりのことに驚いて、頭の中身がいっぱいいっぱいになりすぎて還暦うんぬんは聞こえてません。
 キング、頑張ってWWW.
※女性陣のなかに、夏希が混ざらなかったのは、まあいろいろとあるわけです。^^;
逃避しようとして、更なる迷宮に問題をぶちこむ健二さんに完敗であります。
 だって、B●だろうが、気にしない人は気にしないんじゃないのかなwww.
周防さま、よろしければお持ち帰りください。
 力任せに終わっちゃった感があるのですが、これが精一杯でした。申し訳ない。
 ご期待に添えられてないのではないか心配ですが、楽しんでいただけるなら嬉しいです。
 今回は、企画への御参加ありがとうございました。(ぺこり)
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
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