二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
さて。
哀しいことに、陣内家の遺伝子はある種の遺伝子を持っているようである。
^^;
さりげなく、Rんさんの希望を含ませてみた。
まあ、気にしないでください。(風味ですwww)
【対となるは、優しい人たち】
【対となるは、優しい人たち】
2010.03.03.
陣内理一は職業軍人である。
国のために、命をかけることを職とした。
「…おや? 珍しい」
夜の時間に、珍しく自分から電話をかけてきた年下の特別な友人の行動に、密かな笑みを浮かべても。
守りたいものは常に囲い込むのが理一の生き癖であり、趣味であることを知る者は意外に少ない。
「ししし、いやああ。楽しいさ。―――まさに、修羅場www」
同い年の叔父である陣内侘介が、国内の大学に招聘されていることは知っていた。
そこに、小磯健二が講師として就職していることも。
だが、そこへ池沢佳主馬が通うことになるとは思ってはいなかったというのが、理一の本音だ。
「―――鬼だな。あいかわらず」
「ししししし」
聞けば、どうやら佳主馬が、健二に「軽蔑した」とか言ったらしく。―――「もう俺に関わるな」とまで言ってのけたらしい。
対時した健二にいたっては、反論すらすることなく、ただそれを了承したとか。
…泥沼。
「―――だめだな、平行線にしかならない」
「きししし。 永遠なる平行だ。…交合するこたあないね」
隣の愉快犯は、「きししし」と笑うばかり。
「この前、健二がまた徹夜で数学してたとかで、ふらふらと階段から滑り落ちかけてさ。―――んで、そこを佳主馬が助けて怪我はしなかったんだけどさ。…しし。『…大丈夫ですか? 小磯先生』 ってさ。――――似合わねえ敬語でいってやんのおおお」
笑った笑ったwwwww
「――――」
それは、まあ、なんというか。―――ため息しかのこらない。
「で、健二のやつも、『…うん、ありがとう、池沢くん』って、いったきり、どっちも顔合わせやしねええ。―――意識しあってんの丸わかりすぎるだろお」
にやにやと笑いが止まらない侘介。
「……で? お前はどうしたわけ? それから」
ろくでもないことを言ったかしたか違いない、この男なら。
「ん? 別に」
ビールを片手に侘介は悪びれもせずに続けた。
「二人の様子を見ながら、『ひゅうひゅうう、かっこいい佳主馬くううんん』って、野次っただけ」
「………」
最悪だ。
同い年の男がこれほどにオヤジ臭いことに絶望する。
自分は、こうはならないように気をつけよう。
理一は心の中で思うが、陣内家の男たちには「人を守る」という遺伝子とともに、もう一つの遺伝子があることを忘れている。
「エロ親父」という遺伝子のことを。
「どちらにしても…、気になるねえ」
子供たちが…。
懐に入れた理一の携帯が鳴りだすのは、その後すぐ。
了 by御紋
調停者は、3人。
ただし、一人はただ単に混じってるだけです。
本当は、どうなっても知ったこっちゃないと思ってる。www
『理一さん、…相談があるんです』
「おや? 敬からの相談とは珍しい。―――健二くんがうらやましいねえ」
なかなか相談してもらえない理一としては、皮肉の一つも言いたくなるところ。
『―――いいんですよ、親友なんで!!』
真っ赤な顔で携帯に叫んでるだろう相手の顔が見たいなと理一は思ったという。
「…エロ親父」
侘介、おまえの親族はそんな定めだ。^q^
TrackbackURL
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
こちらでは、二次創作を展示させていただきます。
著作権は御紋にありますので、個人で楽しむ以外に、ネット他に使用することはおやめください。
(二次配布、禁止ですよ)
御紋の生息地は、ついったです。
(ツイート非公開:アカウント → gomonn)
フォローはご自由にどうぞv