二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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ふむ。
一応、アバター物。
「眼球ぺろぺろ」と、某氏が言った。
即座に、喰いついた。ww
可愛く、仕上がったのは、御紋が順序立てないと、長編を書けないせいです。(笑)
【お礼とお詫び】 ☆
仮ケンジは、結局のところが小さいのだ。何事においても。
それは背丈であり、手足であり、小さな歩幅でも同じことだった。
「あの、…すいません、いつも」
「……」
黄色いぶさ可愛いリス…らしい。
それが、仮ケンジがまだゲスト用アバターでしかなかったころからの評価だ。
いまでは、喪われた健二の正統なアバターと登録されたが、みかけは変われず。(マスターではなく、その周囲の者の意見で)
だから、こんな状況になっている。
てくてくてくてく。
キングカズマが歩く。胸に仮ケンジを片手で抱えて。
てくてくてくてく。
今でも、不思議なほどに。キングは仮ケンジにやさしくしてくれる。何にもしてないのに。
孤高の王者は、仮ケンジにはやさしくて。たぶん、仮ケンジだけだろう。キングが抱っこする相手なんて。
てくてくてくてく。
小さな仮ケンジを、キングが支えるとちょうど、仮ケンジの顔とキングの鼻が同じ高さになる。そして、ウサギのアバターであるキングの赤い目玉がよく見えるようになる。
いつも、彼方を睨み据えるように、目を吊り上げているから知る者は少ないが。キングの目玉は本当はまあるいのだ。
(まあるい、飴玉みたいだなあ)
仮ケンジはいつも思う。
だから。
(きっと、甘いんだろうなあ)
そう思って見つめていたのだ。いつも。
だから、それは突然のことではなかった。仮ケンジにとっては。
そっと、キングのしっとりと濡れた鼻に仮ケンジの小さな手で触れた。
てくてくてくてく。
キングは、いつものことかと歩き続ける。少しばかり、仮ケンジに視線をよこして。その赤くてまあるい瞳で。
よいしょ。
つながった手と鼻の先。キングの赤い、まあるい瞳に仮ケンジは一生懸命に背を伸ばす。
てくてくてくてく。
キングは立ち止まらない。
小さな手足で背伸びをする仮ケンジに、ただ揺らがない立ち場所を与えるだけだ。
ふっと覗き込んだ赤い瞳はやっぱり綺麗だった。
(キレイ)
(キレイな王様の瞳)
キレイだけれども、可愛い瞳。
ぺろり。
仮ケンジはキングの瞳を、小さな小さな舌でなめた。
ドタンっ。
ぺろりと舐めた瞬間に、キングがこけた。
もしも、これがOMCの会場であったなら、チャンピオンベルトは譲られていたに違いない。
了。 by御紋
まあ、よくある話。ww
病みは、この次、…かな?(汗)
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健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
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