二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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そろそろ、キャラが増えるよ―。
オリキャラは和国に中心してますが。
番外で次書きますv
「政略結婚に異議あり!」⑭
2010.04.03.
最近、健二さんの様子がおかしい。
「健二さん? ――どうかした?」
びくううう。
傍目でもわかるように、肩を軽く叩いただけで健二さんが身体をはねさせた。
「い、いえ」
なんでもないです、王様。
冷や汗流して返事する様に、余計に心配になった佳主馬だった。
そして。
(いえないよ、まさか男だったのに女の子になっちゃったんですなんて―!!!)
後ろから睨んでいる敬の視線が、今日も怖い健二だった。
「――姫様にはどう伝えますか?」
理一は言った。
「?」
昨日も、山と積まれた書類に囲まれた佳主馬に、息抜きの休憩タイムを用意してくれた理一の心づかいが素直に嬉しかったときのことだ。
手にした紅茶のあたたかさが、五臓六腑に浸み渡る旨さだった。
「キングにかけられた呪いのことですよ」
両手で持った紅茶から立ち上がった湯気が、天井に拡散するだけの時間。
「―――言わない」
沈黙も迷いもすぐに消滅した。
それは、消えた水蒸気のように。―――もう、見えない。
「―――言えないよ」
嫌われることが怖い。
怯えられることが怖い。
――たとえ、それが呪いのかかった自分には相応のものだとしても。
「――不器用ですね」
問うた側はのんきに茶をすすっている。
「……まあ、元からですけどね」
知った顔して、理一が呟いた。
「―――戦い好きな傭兵に、器用な生き方が出来る奴なんていません、か」
その言葉には、同意しておく。
「――愛した人の性別を変えてしまう呪いだなんて、何処のどいつが考えたのやら」
「知ってたら、即行で叩きのめしに行ってるよ」
そんな呪いが、佳主馬にかけられてからもう二年。
ある意味。呪いがようやく成就したともいえるのだろう。
呪いは、言霊。
たった一人で、立っていた佳主馬にはその意味はなかったけれど。
いま、誰かを得てその意味を知る。
愛する人を、自らの呪いへ巻き込むことの恐ろしさを。
…To be CONTINUE by御紋
理一さん。
さらっとばらす男め。―――まあ、隠すことほどのものでもないのですが。
…こんな呪いですが、いかがでしょうか?
まだまだ、先は長いぜ。^^;
うううう、お腹が冷えて痛いよオオお。
…腹巻あんであげようか?
女の子になって、お腹が弱くなった健二さんです。(ストレス?)
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
こちらでは、二次創作を展示させていただきます。
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