二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 （検索避けスミです）
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最強健二さんの改変、シリーズ。
いろんな名前もない大事な脇役たちがでてくるのさ。
世界は、つながっているんだ。
「 安全、という言葉に潜んでいるもの 」
２０１０．０５．１９．
打ち上げられたその光。
「―――ＯＺの運営からのエールだ」
佐久間がそれを見て、そう言った。
吉祥のレアアイテム。
獲得条件は、一億のアカウントの委託。
その設定は間違いなく、あの瞬間のためにＯＺの運営部が設定したものだった。
――ＯＺは、安全ですか？
尋ねた言葉に、彼は首を縦に振った。
――安全でなくては、私たちは世界を任されてはいません。
ＯＺを運営する側の立場に立つ者として、彼は健二の疑念を否定した。
それは、まさに社会を担うものとしてのあるべき姿だったのかもしれない。
――安全であるために、私たちは努力しているのです。
プライベートでも連絡をとるようになったあと、彼はそうつぶやいた。
「――夏希先輩、いまです！！」
振りおろされた札は、――勝利を呼びよせた。
移行していくアカウント。
解放されていくアバターたち。
そして。
崩れ落ちたラブマシーンのもとに残ったアカウントの数は―――『 ２ 』。
『――仕掛けようと思うんだ』
罠を。
相談した相手は、佐久間。
『大変だぞ？ 設定するのも回収するのも』
だって、本来そんな用途のものじゃないじゃんか。――アバターってさ。
ぺろぺろキャンディを舐めながら応えた相方の眼鏡を奪ってやろうかと思ったが、実行にはうつさなかった。
『――必要なんだよ』
世界のためにも、未来のためにも。
『――ふーん。…まあ、いいけど』
佐久間はそう言いながら、睡眠時間を削ってまで作るのを手伝ってくれた。
『――なあなあ、健二ぃ？ 』
『どした？ 』
赤い目を擦りながら尋ねられた質問に、ああ親友だなと思わされた。
『 必要なのは、お前自身のためなんじゃねえの？ 』
そのとおりだよ。親友。
俺は、いつだって。
――――俺のために、世界を変えるんだ。
了 ｂｙ御紋
ぶっちゃけ、もっとパソコンに強くなりたい。――世界のスピードに追い付けません。（絶望的にアナログ派）
[1回]
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です（笑）。
こちらでは、二次創作を展示させていただきます。
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