二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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絵日記機能があったので、使ってみました。(笑)
オフ本「OZの森で会いましょう」
B6/114p/500円
目次
・森の王様とぶさ可愛い子リス
・花冠をつくろう!
・泉のほとりで出会ったモノ
・友人になったサルと知っていた子リス
番外【OZの森で会いました】
・一人目のクマと永遠の子供
いろいろありました、この作品。
ようやくのお披露目です。
アバターたち中心の物語。
OZの森という架空の場所で、彼らが出会うお話です。
人ではないために、「モノ」と呼称させていただいていますが。^^;(苦肉の策)
いつもどおりの全年齢向けです。
今回は、写真を利用させていただきました。
現物まだのために、↑のような残念絵がここには飾ってあるわけです。
本物見たら、絵日記といえど、あんまりだろう、これ。――というのがわかるはずです。(笑)
入れるか悩んでたら、入れ忘れたssが一つありましてwww
無料配布します。(6月オンリー)―――ss「強かった王様と生きたかった子リス」
それが終ったら、どっかに展示しますよww
御縁がありましたら、よろしくです。
それでは、サンプルどうぞv
その森には、王様がいました。
とても強くて、優しい王様。
誰もが彼のことを王様と呼びましたが、誰もそれ以外の名前で王様を呼ぶものはいませんでした。
そして、王様もそれを気にはしていませんでした。
彼にとっては些細なことで、彼にとっては戦いで勝利することこそが全てであったからです。
これは、そんな頃の出会いのお話。
キングカズマ。
彼は、森の住人の全てにそう呼ばれていた。
王様。キング。英雄。
言い表される言葉は沢山あったけれども、誰も「カズマ」とか「カズマさん」とか呼んでくれる人はいなかった。
彼らもまた、カズマのことを「キングカズマ」と呼んだのだから。
――――――・・―――――――トン。
キングカズマは戦うことが好きではあるが決して休むことが嫌いなわけではない。
むしろ、木漏れ日の差し込む森の中、小高い丘の上、飛沫の舞う川のほとりでただぼうっと過ごす時間も大好きである。――よって、その日も彼は一人でのどかに過ごしていたのだ、あの大きくも小さくもない樹の下で。
――――――――ポ、とん。
ふかふかの小さな草が生えていた。
キングカズマはそのどこにでもありそうな樹の下で、寄りかかるようにして座り、目を閉じていたのだ。青々しい草の匂いと、深く浸みいるような森の空気を嗅ぎながら。
眠っていたわけではなく、木漏れ日がもたらすそのほのかな陽気を肌で味わっていた。
森の木々の一つになったように。
そこへ感じたのは一つの小さな物音と、胸にぽとりと当たった軽い感触。
――――なんだ?
目を開いて、あたったものを探せばそれは一つのドングリだった。
なんだ、ただの木の実か。
そう思って、再び身体を気に寄りかからせたなら、再びの木の実。
――――ぽとっ。――――――――ぽとぽとぽと、ぼとっ。――――ざあああああっ。
ライスシャワー、ではなくてドングリによるドングリのためのドングリの雨。
そんな感じ。…地味に痛い。
「あ、――――わあああっ!!!!」
上方から、そんな小さな声も聞こえたことだし、これは自然な落果、というより落し物だろう。
おそらく、さっきの小さな声の持ち主の。
ぶるぶると頭を振って、その上に乗っかったままだったドングリを振り落とした。
立ち上がれば足元に散乱するドングリの実。
トンっ。
それが最初。
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
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