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今週は、勘ちゃんがアニメに現れる気配。
――― やべ、捏造間に合わない^p^
2 2010.07.10.
「あっれー、銀さんじゃないですか。お久しぶりです」
生きてたんですね。
笑顔で突然あらわれた尾浜勘右門は、一言めにそう述べた。
「よお、勘右門。――あいかわらず、うさんくせえなあ」
返した銀時も十二分に失礼な返答だったので、問題はないのだろう。
「いやいy …」
「うるさいある、新八」
がこんという音とともに、何かが宙を飛んだ。
たぶん、「十めが子(ね)」というこの時代特有のジョークによって、近くそう呼ばれることになる少年だったのだろう。
「待て! というか、どんだけ暗喩法用いるの好きなの、あんたああああああ!!」
まだ地面に落ちてもないのに、ボケを拾う呪われた宿命を持つ君に乾杯。
「そんな宿命はいやだああああああああ……グシャ」
愚者。―――そう言いたかったのかい?
それでは、そう言い伝えてあげよう、―――きみのダイイングメッセージとして。
まあ、ギャグ世界の人間として持つべき生命力の強さを発揮してくれるだろう新八(そういえば、名字知らないや)のDMは、すぐ書き換えられることになるだろうが。
水練池のほとりに顔を埋めた少年の手元には、「犯人は神楽……」という新しいダイイングメッセージ(DM)が残されていた。
「いらっしゃーい、尾浜先輩!」
文字通りの文化祭のメインゲストといえる人物の登場で喜んだのは、忍術トライアスロンの企画・運営を行った用具委員会のメンバーたち。(引く2名)
「……一年が足りない」
勘右門が突っ込んだ瞬間に真っ暗な顔になったのは用具委員長である食満留三郎であり、怒り顔になったのは三年ろ組の富松作兵衛であった。
「……言ってくれるな。尾浜」
「あいつらは、一年は組の勘にたよった自主学習中です! まったく、今が少ない上級生委員の獲得チャンスだっていうのに!!」
「えへへ~」
悲しみの言葉と怒りの言葉のあとに、唯一用具委員会のアトラクションに参加している一年委員の下坂部平太の笑顔がかわいいなあと勘右門は思った。
「じゃあ、アトラクションを始めますねv ちなみに、委員会の意図しない部分でトラップが作動されちゃいましたので、お気をつけてお進みくださーい」
かわいい一年の声で、あひるさんボートで進む水練池編は始まった訳だが。
「「「「…トラップ? 」」」」
最後に追加された言葉に、ヨロズ屋一同+五年生一名は首を傾げた。
息ぴったりだねえ、君たち。
「はははは。我々に死角はない。――いこうか、諸君」
隠された御先祖さまの財宝を探すのだ!!
まだいた参加者がさっそうと返事していた。
「―――なんで、みんな同じ顔なんでしょうか? 」
「お母さん、頑張ったんだねえ」
「いや、多すぎるでしょ!!? 」
「きっと、あれある。お母さんが一緒の二つ子が、さらに三つ子と四つ子を生んだあるね。―――すばらしい宇宙の神秘のなせる罠ね」
「そんな神秘ねえよ!! そして、どんな多産系の家系のお宅ですか!!」
「―――お母さん、頑張ったねえ」
「しみじみいっても、ダメなものはダメです!! っていうか、勘右門さんキャラ違いますよ?? 」
「俺のキャラを把握するには、まだまだ早いということですv」
だって、まだアニメにも出てない新キャラだしいいいい。
「やめて、そんな次元の違う世界の裏側的言葉使わないでええええ」
「勘右門…」
「銀さん…」
グッ。
―――サムズアップされた二人の手元が憎いです。
「じゃあ、はじめまーす」
ブオー。
合図の法螺が吹かれた。
格好付けたはずのカワキタケ城忍者が困った顔をしていたことも、ヨロズ屋+一名が暴走の限りを尽くしていても、平太にとってはどうでもよかったようだ。
ざっぱーん。
…舟が沈みました。
ざっぱーん。 ざっぱーん。 ざっぱーん。
「バカな…。どういうことだ!! 」
へのへのもへじのお顔のままで叫ばれてもねえ。
どうしても真剣味が足りませんよね。
―――そんなつっこみは、目線のみで行われた。
「ははははは。―――いけいけどんどーん」
水面に浮かぶあひるさんの顔と並んで、某体力人外なみとの定評がある6年ろ組七松小平太が笑顔で涌いていた。
「ああああ、またやったなー!! 小平太、本気でその沈めたあひるさんボート後ですくい上げろよ!! うちは絶対に手伝わねえからな!! 」
「いけいけどんどーん」
「……七松先輩。お願いですから、会話つなげてください」
くっ!!
滝夜叉丸(おかあさん)先輩、頑張ってくださーい。
委員会まるごとチームで挑んだ体育委員会のメンバーが静かに見守っていた。
「これが……トラップかあああああ」
最後のカワキタケ城の忍者のお叫びが響いた。
サヨウナラー。
「何人たりともここは通さん! 」
はははははは。
水面から叫ぶ奴は、不動の体制である。
「…まるで海坊主」
「いや、舟を沈める舟幽霊ある」
「―――人の扱いは、もうしてはもらえないんですね」
まあ、無理もない気もしますが。
語り合う光景は、いつでも円陣体制です。
突っ込み不在。
「―――体育委員会って、上級生委員の獲得についてはどうでもよさそうだよね」
実際、小平太パペットと小平太ギニョールしか作ってないし。
将来より、現実≒目の前にある山を乗り越えることしか考えない現体育委員会委員長です。
体力勝負の体育委員会に、あと一年でついていけるようになれる気がしない勘右門でありました。
→ 3へ
…話がすすまないわけで。^^;
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