二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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続き。
「よそ見をしてはいけません 後篇」
ひっく、ひっく、ひっく。
 目を赤く腫らした仮子が、ようやく涙を閉じ込めた頃。
 抱きとめたまま、あやしていたキングが語った。
「――サクマさんから、連絡が来てね…」
tlllll
『――ただいま、電話に出る事ができません。発信音の後……』
 サクマが掛けた先は、もちろん『仮子の保護者(まだ付き合ってないのは知ってても)』のキングカズマのもとだった。
 p――――――。
「ああ―――。キング? …仮子のことなんだけど…」
「―なに?」
「………」
即行で、留守録出たよ、この人。(汗)
 ってか、居留守かよ。(そんな奴だよね、あんたってさあ)
 …涙なんて、流れてないよ?(涙)
「―――はやく、くっついてくんない? 君たち」
 小声で囁いてみたサクマに罪は無いと信じている。
「――なんなの?」
 不機嫌そうですね、キング。
 仮子相手だと花まで飛ばすのにね、あなた。
 ふうううう。
 ――もうやだ、このバカップルの世話すんの!!
そう叫びながら、見捨てられないサクマは、結構いいやつである。
「―――ケンジさんが、迷子になってそうだから、送ってこいって言われたんだ」
 キングカズマは、そう続けるだけにした。
 決して、回想部分は云わない男です。
「そ、おだったんだ…」
 サクマああああ。
 なんで、迷子に決定しちゃってるんだよおお。
 人知れず、サクマを怨んだ仮子だった。
 親友の心、仮子知らず。
「――危ないから、送るよ?」
「え?」
 聞こえた言葉に、 仮子は訊き返す。
「――――エスコート、させてください」
………。
「――はい」
ぷしゅううううううううう。
真っ赤な顔で仮子が返事したのは、その春の日の幸せな二人の思い出。
了 by御紋
あざーす。
 貰った絵に合わせて、仮子シリーズ。
 甘いよ、甘いよ、――はやくくっつけ。^p^
あきらさんとの協議の結果、あきらさんとの愛の日々シリーズと名付けるかと語る日々。
 …もう一回、考え直してみます。^p^
とりあえず、合宿頑張ってるあきらさんに提出であります。
 頑張って―。><
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
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