二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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原稿終わったよ。
でも、表紙をブログにアップできないのはなんでだろうか。
――― ファイルサイズ大きすぎるって、そんな馬鹿な。(泣)
41歳健二さんの続き!
キャラ壊れたっていいじゃないか。単独作品つーかネタ⑥
「 繰り返し、繰り返し。――毎日美味しいご飯を炊いてくれ! 」
2010.09.30.
× 年齢操作あり、侘介ファンは要注意です。
赤子泣いても蓋取るな。
これは、釜戸でご飯を炊くときの注意事項。
美味しいご飯は、水加減と蒸らし加減が大事。
――― あったかい塩おにぎり美味しいんだよね、ばあちゃんがつくってくれたやつ。
沈黙の続く中で、赤子が泣いた音が聞こえた。
逝った人を目の前にしながら、悲しみだけに浸る間もなく生きていかなくてはいけないのだと、意識のなかの暗黙野で理解した瞬間だった。
「――― じゃあ、OZがいつもどおりだったら大丈夫だったかもしれないってことかよ」
夜というよりは、朝のはじまり。
医師である弟にむかって、尋ねたのは万助さんだった。
尋ねられた医師は、一人だけ煙をくゆらせて。
「…いや、寿命だろう」
そう述べた。
寿命という言葉の意味を尋ねたい。
寿がれた命。
ああ、さもあらん。
――― 生きるにおいて、それはいつでも最上の価値。
誰かのために生きる命が、何よりもの幸福。至上。
―――人として在るための最良の『 業 』であれ。
「健二 」
静かに問うてきたのは、理一。
――ああ、おまえらしいことだな。
「…健二くん」
ついてきたのは、太助。
いつも心配性な顔はそのまま。
思い切りの良さだけはお互い様だが、基本的に気苦労が多い性格だからな、おまえさん。
……しかし、いいかげんに侘びの馬鹿をどうにかしたい。
どうやら、俺に蹴られたことと最愛のおばあちゃんに叱られたことにショックを受けたらしく、奴は逃走したらしい。
太助の息子の車を奪って。
…… おまえはどこの思春期の若造だ。
盗んだバイク(正しくは車)で逃げだすのは十代までのことにしておけ。
心の底から、あの阿呆に告げたい次第です。
そして、そんな阿呆の親族にして健二の友人でもある二人には感謝しておこう。
激昂しやすい万助さんに、侘介と一緒にラブマシーンを開発したのは、この俺だと説明しなかったことに。
―― 通常であれば、とうにばれてる展開なんだが。
いろいろといっぱいいっぱいだった万助さんは、俺のことはスル―してくれた。
よかったよ、あのぶっとい腕で殴られたら、おれ死ねるところだった。
「――おまえたちは、何故アレを作ろうとしたんだ?」
少し離れた客間の傍で。
夏の影が濃い季節のこと。
くっきりと分かれた境界線の上。
尋ねられたのは、夢の始まり。
――いまでは罪となってしまった、過去の夢ものがたり。
湧きたつ雲の下に咲いていたのは、紫の小環の花。
了 by 御紋
業とは。
繰り返し繰り返し行なうこと。
報酬があるとかそういうこととはまた別に。
繰り返し繰り返し。
――その責と意義において、行なっていくこと。
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
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