二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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おはようございますv
昨夜の寒さに、ネットに上がれなかった根性無しが通りますよー。
暖かいお部屋(ネットつなげない^^;)で打ち込んだものを、ようやくup.
「政略結婚に異議あり!」⑬
2010.03.29.
あ、お花畑が見えるよ。おばあちゃん。
「おい、こら。起きなさい。起きなさいってば、健二!! というか、生きろ、生きかえろ、こら!!」
必死で叫ぶ敬の声が聞こえた。
あ、じゃあ、帰らなきゃ。
またね、おばあちゃん。
―――一昨年、逝去した母方の祖母にお暇の挨拶をした健二の魂だった。
現実逃避もここに極まれり。
死にかけてまで、逃避に走るな、と敬に怒られました。
「まったく!まったく!まったく!!」
「―――痛いです」
「そりゃよかったね、生きてる証拠だよ!!!!」
「―――そうですねー(棒読み)」
生き返った早々、拳骨を貰いました。
あれ?
「何がどうなったのかは分からないけど。―――見事に女の子の身体だわね」
まじまじまじ。
扁平だったはずの健二の胸に、つましいながらもふくよかな女の子の胸が盛り上がっていた。
くらり。
「…どうしよう衣装のサイズ狂っちゃう。…いや、でも元々詰め物あったしね」
―――いけるか。
叫ぶほどの混乱は既に通り越した敬が、花嫁衣装のことを考えて呟いた。
ちょっと、その順応能力分けてくれませんか? 敬さんや。
まだ現実に馴れてない健二の本音だった。
「いいわね。このことは、まだ内緒にしておくのよ」
敬がすっぱりと健二に言った。
え?どれのこと?
「男が女になっただなんて、まるでおとぎ話のようなことがあるはずないじゃない。――狂ったかと思われちゃうわ。―――あくまでも、あんたは『和国の姫君』よ!」
男だった偽姫じゃないのよ!!
敬は叫ぶ。――一生懸命だ。
「え?」
なんか存在全面否定されてるようで切ないですよ? 敬さん。
「いいから。―――誰にも、このことはいうんじゃないってことよ!!」
本国にもね!!
秘密が増えた。
一つ目は、健二が実は男の子で偽の婚約者だったこと。
二つ目は、本当の婚約者(姉)がただいま失踪中だということ。
三つ目は。
―――男の身体だった健二なのに、なぜか女の人の身体になってしまっているということ。
……そろそろ、健二が護るべき秘密が多すぎて、どこかから洩れていきそうです。
主に、健二のいっぱいいっぱいな脳味噌のあたりから。
…To be CONTINUE by御紋
うん、…敬さんや?
本当は内緒にしちゃダメだよ? 本国にだけは報告してあげなきゃwww
―――まあ、気にしない気にしないwww
う、うわああああん。とうとう、健二さんを守り切れなかったですうううう。
……どうしよううううううう。
もう一人、夢の中の住人が泣きべそかいてたことは、誰も知らない。
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
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