二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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おh…こんばんは。(お目目しぱしぱ)
最強健二さんの改変シリーズ^^ どうぞ。
「神様に救われた」
2020.04.26.
「あたしゃ、指示なんか出しちゃいないよ」
カチンと、グラスが重なる音。
「またまた~~」
「さっすがは、俺らのばあちゃん!!」
「日本一だよなあ!!」
嬉しそうな三兄弟の姿。
――ええ。そうですね。
やはり、彼の人は――世界一なのでしょう。
俺にとっての、――神、様、は……。
大型のTVが語る、その日の世界の混乱を。
「――徐々に都市の機能は回復してきています。奇跡的なことに、今回の件による死亡者はなく……」
――――一つ目、を、クリアー。
大広間に再度集った家族たちが、その情報を聞きいる中で健二は小さく肩を落とした。
怖かった。
―――――怖かったのだ。ずっと。
世界を変える覚悟をした。それに後悔は無いけれど。
変えた過去のせいで、未来が変わり、そして……。
栄以外が誰もが死ぬことのなかった奇跡のような事実を、覆すことになったなら、どうすればいいのかと思ったのだ。
本当は、簡単なことだった。
――諦めればいい。
大切な人たち。家族。――神様。
守りたいものだけを護れば。
それ以外のなにかを捨てれば。
世界を守るという、大義名分が一つ。
―――そのための犠牲を、少しだけ。
自分に関係のない人たちを、少しだけ。
捧げてしまえばいい。
神にささげる、供物のように。
けれど。
――陣内家の人間に半端な男はいらない。
聴こえてしまったから。
思い出して、しまったから。
……じゃなきゃ、郷土や家族を守れるものかい。
大事な人がいるのです。
大切な人がいるのです。
守りたい、人がいるのです。
守りたい、――世界があるのです。
では、守りましょう。――護りましょう。
私の大切な、アナタの大切な、――この世界を守りましょう。
俺は、ちっぽけな存在だけど。
命をかけて、――この世界を守りましょう。
「健二さん、あんた今日がんばってくれたんだってねえ」
「――いえ、ぼくは…」
何も。
「―――ありがとうねえ」
にこにこと微笑む神様。
その笑顔を見て、こぼれおちそうな嗚咽をかみ殺す。
―――貴女の言葉が、いつだって僕を救ってくれるんです。
了 by御紋
……思うよね?
自分がひどいときは楽をしたいって。
――健二さんがそう思わなかった筈なんてないんだよ。
でも、神様が言ったから。
健二さんは、逃げなかったんだよ。;人;
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
こちらでは、二次創作を展示させていただきます。
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