二次創作、版権に絡んでおります。 やおいが分からない方、嫌いな方は訪れないことをお勧めいたします。申し訳ありません。 pc・携帯両用サイト。 (検索避けスミです)
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最強健二さんの改変シリーズ^^;
―――突っ込めるのは、君しかいないよ。翔太。
「お医者様だって、道具がなかったらなにも出来ません」
2020.04.26.
「―――絶対安静、です」
栄の三男坊が言った。
「―――おおげさなことを言いなさんな」
布団の横になりながら、栄は言った。
枕元には、血圧計といつもの薬。
それから。
普段は使わない、血圧が高いとき用の薬が、そこに用意してあった。
万里子が、持ってきた水と一緒に飲まされた栄は、いまから御就寝の予定。
「おおげさなんかじゃありませんよ、おばあちゃん」
ほっておいたら、本気で死にかけるところだったんですからね。
渋い顔して、説教するのは万作先生。
主治医の言う言葉には、説得力がある。
「――本当だったら、即入院して点滴の一本もさせたいところなんですがね…」
悩む医師に、傍らで見守る健二が言った。
「――――ライン確保のためなら、道具はありますが」
「―――――は?」
正座したまま、語るその少年に皆が目を丸くしたのは無理もあるまい。
持ってきたのは、健二が居を借りた客間から。
ごろごろと押してきた特大サイズのキャリーケースから現れたモノは。
「――これは」
点滴用のセットに三方活栓、幾種類かの滅菌された注射器と注射針。(留置用の針もはいっていたり、とか)
駆血帯一本に、個包装されたアルコール綿が一箱。医療用廃棄物の容器が一つ。
点滴の管を固定するための医療用テープが何種類かに、フィルムドレッシング剤が各種類。
滅菌ガーゼに、消毒薬。
いきつく先には、どこかで見たようなオレンジの箱。―――AEDなんてどこで手に入れてきたんだ、オイ。
「「「「「 ……… 」」」」」
沈黙する家族の中で、一人のほほんと健二は呟いた。
「――――旅行に行くときの当然の備えですよv」
きらっ。
…星が飛んだ。 どこの昭和のアイドルか。
「――――どこの無医村に行く気だ、おまえは」
突っ込んだ勇者な翔太に、拍手を送りたい。
もはや、突っ込む気もなくした陣内家の家族だった。(例外一名のみ)
了 by御紋
ははははん☆(←うざ
ということで、健二さんの大量の荷物の中身をここにて公開。ww
栄さんのためなら、えんやこら~。
そんな健二さんを愛している!!!^p^
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映画「サマ―ウォーズ」が大好きです。
健二さん至上主義。カズケン信者。栄さま神格化傾向あり。――――――です(笑)。
こちらでは、二次創作を展示させていただきます。
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